Q.一級建築士に頼んだ建物の保証はされますか？

実家の父が貸アパートを営んでいます。
物件は木造モルタル2階建てで、20年くらい前に建てました。建物も老朽化しており、最近の自然災害の多さや耐震設計が古いことを考えて、思い切って建て替えることにしたようです。建て替えは、地元の一級建築士に頼んで鉄骨造5階建てにして、賃料の増収も考えたいと言っています。
当然、自己資金だけでは十分ではないので、他に持っている貸し物権も一緒に担保にして、ローンを組んで建築資金を確保するつもりだと言います。

　父のすることですから、あまり口出しはできないのですが、私は2000年代初頭に一級建築士が建てたマンションの構造計算が問題になった事件のニュースを思いだして、少々不安を感じています。

　一級建築士に設計を頼んで、建物工事の監理までを終えて引き渡しをされた後、何かの建築トラブルが起こった時は、アフターケアはどうなるのでしょうか？
　ハウスメーカーに頼んだ場合は、会社が大きいだけに保証もちゃんとできそうな気がします。
でも、一級建築士事務所って、早い話しが個人事業みたいなところが多いイメージで、なんとなく心配です。
構造計算偽装事件ではマンションのオーナー会社が倒産したり、不動産価値が下落したりしていたと記憶します。
悪意じゃなくても、設計ミスだとか、他の問題で設計会社や工務店などが倒産してしまったり、建築士さんが交通事故などの突然のことで亡くなったりするような場合はどうなるのでしょうか？

　また、建築中の自然災害だとか、火事になって建物が建築中に焼けてしまったような場合はどうなりますか？

　父は「お前は取り越し苦労が多すぎる。地元の一級建築士さんの方が、地元の事情を良く知っているから大丈夫だ。」と聞き入れてくれません。
一級建築士にお願いしても保証がしっかりしているのであれば安心なのですが、そこが良く分からないために父が無謀な計画を進めているような気がして不安です。
ぜひ詳しい回答をおねがいします。